SWIMS(近赤外線2色同時多天体分光撮像装置) は、東京大学アタカマ天文台(TAO)プロジェクトが建設を予定している6.5m赤外線望遠鏡に搭載される近赤外線観測装置です。
この装置の特長は、
という点です。
望遠鏡が建設される予定の南米チリのアタカマ高地にあるチャナントール山(標高5,640m)は1年を通して非常に乾燥しているため、近赤外線域において連続的な大気の窓が得られる、という強みを活かした科学的観測を目的としています。
主な装置仕様はSummaryをご覧ください。
装置デザインに関しては下記資料をご覧下さい。
【2015.08.20 更新】 三鷹での第4回冷却試験がいよいよ始まります. 今回は一部の光学系を除き,より本番の観測に近い形で検出器やフィルタ等をインストールしました. (左写真)SWIMSの光学ベンチの中身. (右写真)MOSUを載せた状態でのSWIMS. |