SWIMS(近赤外線2色同時多天体分光撮像装置) は、東京大学アタカマ天文台(TAO)プロジェクトが建設を予定している6.5m赤外線望遠鏡に搭載される近赤外線観測装置です。
この装置の特長は、
という点です。
望遠鏡が建設される予定の南米チリのアタカマ高地にあるチャナントール山(標高5,640m)は1年を通して非常に乾燥しているため、近赤外線域において連続的な大気の窓が得られる、という強みを活かした科学的観測を目的としています。
主な装置仕様はSummaryをご覧ください。
装置デザインに関しては下記資料をご覧下さい。
【2015.11.30 更新】 2015年年納めの大仕事として,第5回冷却試験を開始しました. 今回は結像に必要なすべての光学系と検出器をインストールしたうえで,初めて冷却下での撮像(=画像をとる)試験をおこないます. 更に装置を傾けることで,姿勢ごとにフォーカスにずれが生じないかもチェックします. ハワイのすばる望遠鏡での観測に向けてSWIMSチーム一同,ここが正念場です. |