Simultaneous-color Wide-field Infrared Multi-object Spectrograph
SWIMS
About SWIMS†
SWIMS(近赤外線2色同時多天体分光撮像装置) は、東京大学アタカマ天文台(TAO)プロジェクトが建設を予定している6.5m赤外線望遠鏡に搭載される近赤外線観測装置です。
この装置の特長は、
- 広い視野(~φ9分角)に渡って
- 近赤外線の2つの波長域(0.9~1.4 / 1.4~2.5μm)を同時に
- 撮像もしくは多天体分光することができる
という点です。
望遠鏡が建設される予定の南米チリのアタカマ高地にあるチャナントール山(標高5,640m)は1年を通して非常に乾燥しているため、近赤外線域において連続的な大気の窓が得られる、という強みを活かした科学的観測を目的としています。
主な装置仕様はSummaryをご覧ください。
Instrument Design†
装置デザインに関しては下記資料をご覧下さい。
SWIMS Science Workshop 2015†
Today's SWIMS†
| 【2017.08.08 更新】
やっぱり東京の夏は暑いですね。
先週ついにSWIMS光学系の集荷が行われ、SWIMSの心臓部とも言うべき検出器やカメラ光学系が三鷹を離れました。 メインデュワーやMOSUは一足先に集荷されており、現在はハワイを目指して船に揺られている頃と思います。光学系は特にデリケートなため、輸送時の負荷が少ない航空便で運ばれます。 まずは無事ハワイに到着してくれることを祈るのみです。
さて、お盆明けにはいよいよ私たちもハワイに上陸して、最大40日程度滞在しながら現地での作業を行います。院生は初めての海外長期滞在でドキドキですが、安全第一で頑張ってきたいと思います。 |