平成27 (2015) 年度談話会
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** No. 262: 2015/4/9 (Thu) 15:30-16:30 [#o40eeb27]
*** Speaker: Linda Tacconi (MPE Garching) [#ia238304]
*** Title: The Evolution of Molecular Gas and Star Format...
Comprehensive and systematic studies of the molecular con...
** No. 263: 2015/4/16 (Thu) 15:30-16:30 [#b9dbd50b]
*** Speaker: Masao Saito (Nobeyama Radio Observatory, NA...
*** Title: Starformation Project: SOLA [#x2ce86f2]
The multi-national SOLA (Soul of Lupus with ALMA) consort...
initiated a very large program to conduct comprehensive s...
Lupus Molecular Clouds and their star formation processes...
goal is to exploit ALMA and other growing observational c...
the southern hemisphere to establish the Lupus region as ...
low-mass star forming region on a par with, for example, ...
clouds in the northern sky. In this talk, I present how I...
SOLA project and how I managed the team together with the...
** No. 264: 2015/5/14 (Thu) 15:30-16:30 [#b9dbd50b]
*** Speaker: 秋山和徳 (水沢VLBI観測所, NAOJ) [#n8903d33]
*** Title: EHTによるM87のブラックホールの事象の地平面付近...
おとめ座銀河団の中心に位置する巨大電波銀河M87 は全天で二...
本観測では事象の地平面の構造のイメージングに必要となるク...
M87 の事象の地平面近傍の構造の輝度温度は2x10^10 K であり...
本観測はさらに超巨大ブラックホール近傍で起きた超高エネル...
これらの観測的成果に加えて、近年、本間、秋山、田崎ら日本...
** No. 265: 2015/5/21 (Thu) 15:30-16:30 [#b9dbd50b]
*** Speaker: Toshio FUKUSHIMA (NAOJ) [#ba4f158e]
*** Title: Precise and fast computation of generalized Fe...
The generalized Fermi-Dirac integral, $F_k(\eta,\beta)$, ...
by a group of polynomials of $\beta$ as $F_k(\eta,\beta) ...
\sum_{j=0}^J g_j \beta^j F_{k+j} (\eta)$ where $J=1(1)10$...
$F_k(\eta)$ is the Fermi-Dirac integral of order $k$ whil...
the numerical coefficients of the single and double preci...
polynomial approximations of the generalization factor as...
\approx \sum_{j=0}^J g_j x^j$. If $\beta$ is not so large...
combination of these approximations computes $F_k(\eta,\b...
when $\eta$ is too small to apply the optimally truncated...
expansion (Fukushima, 2014, Appl. Math. Comp., 234, 417)....
a degree 8 single precision polynomial approximation guar...
accuracy of $F_k(\eta,\beta)$ of the orders, $k=-1/2(1)5/...
$-\infty < \eta \le 8.92$ and $\beta \le 0.2113$. Also, a...
precision polynomial approximation assures the 15 digit a...
$F_k(\eta,\beta)$ of the same orders when $-\infty < \eta...
and $0 \le \beta \le 3.999 \times 10^{-3}$. Thanks to the...
minimax rational approximations of $F_k(\eta)$ (Fukushima...
Math. Comp., 259, 708), the averaged CPU time of the new ...
only 0.9--1.4 times that of the evaluation of the integra...
$F_k(\eta,\beta)$. Since most of $F_k(\eta)$ are commonly...
the approximation of $F_k(\eta,\beta)$ of multiple contig...
the simultaneous computation of $F_k(\eta,\beta)$ of thes...
further accelerated by the factor 2--4. As a result, the ...
runs 70-450 times faster than the direct numerical integr...
practical applications requiring $F_k(\eta, \beta)$.
** No. 266: 2015/6/11 (Thu) 15:30-16:30 [#c17742c0]
*** Speaker: 諸隈佳菜 (NAOJ) [#d30cc173]
*** Title: 0<z<2における銀河の低温ガス量の進化: ガスを残...
多くの銀河形成モデルは観測される銀河の星質量関数を再現す...
そのような銀河形成モデルが、観測される銀河の低温ガスの量...
その結果、10^10-11 Msunの星質量範囲では観測と一致するが、...
このことは、銀河形成モデルにおけるフィードバックが効きす...
本講演では、上述した研究と関連する最近の研究も合わせて紹...
** No. 267: 2015/7/2 (Thu) 15:30-16:30 [#c17742c0]
*** Speaker: 江草芙実 (NAOJ) [#d30cc173]
*** Title: Spiral structures of nearby galaxies from CO o...
近傍銀河の約半数は渦巻銀河に分類される。
しかし、渦巻構造の起源や維持機構・寿命などについては、
50年以上議論が続いているにもかかわらず、統一的な見解が得...
そこで今回は、分子ガスのトレーサーであるCO輝線観測をもと...
2つの研究結果を紹介する。
1つめは、星の質量分布と分子+原子ガスの質量分布のピーク位...
(=offset)の銀河円盤内での変化である。
理論計算により、腕構造が長寿命(1Gyr程度)である場合には、
このずれが銀河中心からの距離やガスの自己重力の強さに依存...
考えられるが、近傍渦巻銀河M51で測定したoffsetには、
そのような依存性は見られなかった。
その結果、M51の腕構造は数百Myr程度の時間で変化していると...
2つめは、COとHαのピーク位置のずれから
腕構造のパターン速度と星形成時間を推定する手法(offset法...
12の近傍渦巻銀河にこの手法を適用した結果、
5つの銀河でパターン速度と星形成時間を決定できた。
星形成時間は数〜数十Myrであることから、星形成過程においては
分子雲の自己重力が重要であると考えられる。
** No. 268: 2015/7/9 (Thu) 15:30-16:30 [#c17742c0]
*** Speaker: John W Menzies (South African Astronomical O...
*** Title: The Southern African Large Telescope [#x9d6fcd4]
The Southern African Large telescope (SALT) is the larges...
in the southern hemisphere.Its primary mirror comprises 9...
each 1 metre across, giving an effective collecting diame...
SALT is owned by a number of international partners, of w...
is the largest shareholder. I will introduce the telescop...
unusual features, and the current suite of instruments. I...
with some examples of recent science completed with SALT.
** No. 269: 2015/7/23 (Thu) 15:30-16:30 [#c17742c0]
*** Speaker: Kohei Ichikawa (NAOJ) [#n211107c]
*** Title: 赤外線観測によるAGNトーラスの研究 [#a29d7ba0]
活動銀河核 (AGN) の統一モデルによると、すべての AGN は広...
ドーナツ状のトーラスを持ち、1 型 AGN と 2 型 AGN の違いは...
方向の違いで説明できる。この「中心を隠すもの」として提案...
ラスであるが、そのサイズ・そして種々の幾何構造は、実は中...
そして母銀河と強い関わりがあることが示唆されており、超巨...
ホールと母銀河の共進化に欠かせない構成要素であることがわ...
トーラスは中心エンジンによって温められ、その再放射によっ...
線で明るく輝くことが知られている。本講演では、我々が中間...
を通して行ってきた研究、特に 1) AGNトーラスモデルへの制限...
たAGNの探査 3) 種族ごとのトーラスの幾何構造の違いについて...
また、時間が許せば、我々が最近興味を持っている特殊な性質...
Nについても、簡単に紹介したい。
** No. 270: 2015/9/24 (Thu) 15:30-16:30 [#c17742c0]
*** Speaker: 深川美里(国立天文台・チリ観測所) [#a24b98be]
*** Title: サブミリ波・近赤外撮像で探る惑星形成 [#zeef8e4d]
系外惑星が普遍的に存在することは明らかとなっているが、...
惑星がどのように形成したのかは全く分かっていない。惑星形...
るには、原始惑星系円盤で実際に何が起こっているのかを、観...
近年、近赤外線では補償光学の性能向上や観測手法の工夫に...
以内において10 AU未満の構造を空間分解できるようになってい...
用いた我々の撮像観測からは、年齡100万年程度のA・F型星につ...
アームや強い非軸対称構造を示す円盤が複数存在することが明...
また、ALMAによる観測が始まり、従来標準とされてきた惑星形...
あるいは複数の形成過程の考慮を促すデータが得られつつある...
観測した円盤においては、星から100 AU以上離れた場所でダス...
上昇している領域が見つかり、ガス・ダスト質量比が円盤内で...
る兆候もとらえられた。
本談話会では、このように日本のグループが中心となって行...
系円盤の観測研究について紹介する。
** No. 271: 2015/10/08 (Thu) 15:30-16:30 [#defcea18]
*** Speaker: 川島朋尚 (国立天文台/Center for Computationa...
*** Title: 数値シミュレーションで探るブラックホール降着流...
要旨:ブラックホールへの質量降着率や、輻射とアウトフロー...
そしてそれらのメカニズムを明らかにすることは、ブラックホ...
との共進化を理解する上で必要不可欠である。
ブラックホール周囲の複雑なガスの振る舞いを理解するために...
比較によって理論モデルを検証することが極めて重要である。
談話会では、われわれが実施した輻射流体シミュレーション・...
(エディントン限界を超える降着流)の輻射スペクトル計算結果...
X線スペクトルが恒星質量ブラックホールへの超臨界降着モデル...
今後の課題についても議論する。また、最近われわれが実施し...
銀河中心ブラックホール高温降着流の磁気流体シミュレーショ...
約10年の時間スケールで起こると期待される増光について議論...
** No. 272: 2015/10/15 (Thu) 15:30-16:30 [#c17742c0]
*** Speaker: 新納悠 (国立天文台光赤外研究部) [#n211107c]
*** Title: ガンマ線バーストの起源を探る [#g2fa0d6f]
要旨:継続時間の長いガンマ線バースト(long GRB)は宇宙最...
2000年代の理論的・観測的研究は金属量の少ない大質量星がl...
この談話会ではlong GRBの起源の解明に向けたこれまでの理...
** No. 273: 2015/10/29 (Thu) 15:30-16:30 [#c17742c0]
*** Speaker: 浜名崇(国立天文台理論研究部) [#n211107c]
*** Title: 重力レンズ銀河団計測による宇宙論パラメーター推...
要旨:銀河団はその数密度や空間相関が宇宙の初期密度場の情...
宇宙論パラメータを探る有力な手段となっており、また銀河団...
暗黒物質の性質を探る手がかりとなるなど、宇宙論研究におけ...
従来銀河団は、銀河集中や銀河団中の高温プラズマによるX線放...
一方、銀河団はその深い重力ポテンシャルにより、比較的強い...
私は、すばる望遠鏡SuprimeCamによる11平方度の撮像データ...
その領域の暗黒物質密度分布を求め、そこから7銀河団を検出...
このデータを用いて、世界で初めてとなる重力レンズ銀河団計...
またその将来的な有用性を評価した。
談話会では、始めに重力レンズ現象と銀河団についての基礎...
上記研究(Hamana et al. 2015, PASJ, 67, 34)を紹介します。
最後に現在進行中のHyper SuprimeCam surveyによる大規模サ...
関連研究の現状と展望を紹介します。
** No. 274: 2015/11/05 (Thu) 15:30-16:30 [#c17742c0]
*** Speaker: 利川潤 (国立天文台光赤外研究部) [#a6b9478f]
*** Title: 広視野観測を用いた原始銀河団探査 [#wa028b51]
要旨:近傍宇宙の観測から銀河団銀河とフィールド銀河では性...
銀河の性質と環境には密接な関係があることが知られている。
また銀河団は宇宙の大規模構造において、フィラメントの結合...
ような最も密度が高いところに位置している。
このことから遠方宇宙に存在する形成途中の銀河団(原始銀河団...
研究することは、銀河進化や構造形成の理解に繋がると考えら...
我々はSubaru Deep Field、CFHT Legacy Survey Deep Fieldsに...
赤方偏移3から6にわたって原始銀河団探査を行なった。
これまでの研究をレビューした上で、我々の探査の結果を報告...
またHSC Surveyを用いた将来計画も紹介したい。
** No. 275: November 26th, 2015 (Thu) 15:30 - 16:30 [#wc7...
*** Speaker: 志達めぐみ (理化学研究所) [#f34ee2f1]
*** Title: ブラックホール X 線連星の降着流・噴出流の観測...
要旨:ブラックホール X 線連星は、星質量ブラックホールと...
候補天体も含め銀河系内に数十天体程度見つかっている。その...
天体であり、普段は非常に暗いが、突然急増光を引き起こし、...
短い時間スケールで X 線光度が数桁も上昇する。光度変化にと...
スペクトルの形状や時間変動の特徴が大きく異なるいくつかの...
光速の 90% を超える電波ジェットや、降着円盤に沿って噴き...
される。近年、これらの観測的特徴とその劇的な変化を、幅広...
の範囲にわたって詳しく調べることで、ブラックホール降着流...
進化を理解するための手がかりが得られつつある。
本講演では、これまでのブラックホール X 線連星の観測的研究...
行うとともに、我々の最近の X 線観測による成果を紹介する。...
来年打ち上げ予定の ASTRO-H 衛星により期待されるサイエンス...
** No. 276: December 17th, 2015 (Thu) 15:30 - 16:30 [#wc7...
*** Speaker: 野沢貴也(国立天文台理論研究部) [#f34ee2f1]
*** Title: 超新星とダスト [#v5dbbdee]
要旨:超新星においては、爆発時に放出されたガス中でのダス...
ダストによる超新星光のエコー放射、超新星衝撃波による星周...
の破壊、超新星視線方向上の星間ダストによる減光、などダス...
物理現象が数多く観測される。特に超新星でのダスト形成につ...
Herschel宇宙望遠鏡の遠赤外線観測によりダスト形成量の理解は
大きく進んだ。その一方で、それらのダストがいつどのように...
どのようなサイズ分布を持つのか、については観測的にあまり...
されていない。形成されるダストのサイズは、その後のリヴァ...
波によるダストの破壊効率を左右するため、超新星からの最終...
ダスト放出量を見積もる上で解明されておくべき重要な物理量...
本講演では、超新星でのダスト形成研究のここ数年の動向につ...
簡単にまとめ、未だ解明されていない上記の問題に対して、自...
研究を含め世界的にどのような取り組みがなされているかを紹...
なお時間に余裕があれば、Ia型超新星で観測された特異な減光...
引き起こす星間ダストの性質についても言及する。
** No. 277: January 7th, 2016 (Thu) 15:30 - 16:30 [#wc752...
*** Speaker: 大宮正士(国立天文台太陽系外惑星探査プロジェ...
*** Title: 近赤外高分散分光による太陽系外惑星探索 [#v5dbb...
要旨:間も無く動き出すR=70,000を越す近赤外高分散エシェル...
その中でもとりわけ注目が集まっているのは晩期M型矮星などの...
本談話会では、2016年夏のファーストライトを目標にすばる望...
Doppler instrument (IRD)を用いて進める惑星探索計画を紹介...
** No. 278: January 28th, 2016 (Thu) 16:00 - 17:00 [#wc75...
*** Speaker: Toshio FUKUSHIMA (NAOJ) [#l3daf6bc]
*** Title: Rotation curve of M33 explained by dark matter...
Abstract:We developed a numerical method to compute the ...
of an infinitely-thin axisymmetric disc with an arbitrary...
surface mass density. We evaluate the gravitational poten...
quadrature using the double exponential rule and obtain t...
vector by numerically differentiating the potential by Ri...
The new method is of around 12 digit accuracy and suffici...
because requiring only one-dimensional integration. By us...
method, we show the rotation curve of some non-trivial di...
(i) truncated power-law discs, (ii) discs with a non-negl...
(iii) truncated Mestel discs with edge-softening, (iv) do...
(v) exponentially-damped power-law discs, and (vi) an exp...
with a sinusoidal modulation of the density profile. Also...
a couple of model fittings to the observed rotation curve...
(i) the standard deconvolution by assuming a spherical di...
the dark matter and (ii) a direct fit of infinitely-thin ...
a double power-law distribution of the surface mass densi...
the number of free parameters is a little larger, the lat...
provides a significantly better fit. The determined profi...
mass density of the disc is significantly larger than tho...
stars and gas. This hints a disc-like distribution of the...
** No. 279: Feb. 16th, 2016 (Tue) &color(red){13:05 - 14...
*** Speaker: Dave Sanders (IfA, Univ. of Hawaii) [#vb5272...
*** Title: The Role of Molecular Gas and Mergers in the E...
Abstract:A new multi-wavelength study of the GOALS sampl...
** No. 280: Feb. 17th, 2016 (Wed) &color(red){11:00 - 12:...
*** Speaker: Luis C. Ho (Kavli Institute for Astronomy an...
*** Title: Supermassive Black Holes: Impact on Galaxy For...
Abstract:Supermassive black holes, weighing between mill...
** No. 281: Feb. 19th, 2016 (Fri) &color(red){13:30 - 14:...
*** Speaker: Russell Chipman (College of Optical Sciences...
*** Title: Polarization Aberration in Astronomical Telesc...
Abstract:The PSF for astronomical telescopes and instrum...
not only on geometric aberrations and scalar wave diffrac...
also on those wavefront errors introduced by the physical...
the polarization properties of reflecting and transmittin...
within the optical system. These vector wave aberrations,...
polarization aberrations, result from two sources the mir...
necessary to make the highly reflecting mirror surfaces, ...
angles of incidence. The analytical tools to calculate th...
are described. The point spread function consists of four...
components, which include two faint components with a spa...
about twice the size of the diffraction limited image. An...
telescope system is analyzed to help understand how astro...
data is affected by instrumental polarization.
** No. 282: Mar. 9th, 2016 (Fri) 15:30 - 16:30 [#wc752928]
*** Speaker: Eric Gaidos (University of Hawaii) [#dc61b7a0]
*** Title: Atmospheres of TESS Exoplanets: A Ground-Based...
Abstract: (N/A)
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** No. 262: 2015/4/9 (Thu) 15:30-16:30 [#o40eeb27]
*** Speaker: Linda Tacconi (MPE Garching) [#ia238304]
*** Title: The Evolution of Molecular Gas and Star Format...
Comprehensive and systematic studies of the molecular con...
** No. 263: 2015/4/16 (Thu) 15:30-16:30 [#b9dbd50b]
*** Speaker: Masao Saito (Nobeyama Radio Observatory, NA...
*** Title: Starformation Project: SOLA [#x2ce86f2]
The multi-national SOLA (Soul of Lupus with ALMA) consort...
initiated a very large program to conduct comprehensive s...
Lupus Molecular Clouds and their star formation processes...
goal is to exploit ALMA and other growing observational c...
the southern hemisphere to establish the Lupus region as ...
low-mass star forming region on a par with, for example, ...
clouds in the northern sky. In this talk, I present how I...
SOLA project and how I managed the team together with the...
** No. 264: 2015/5/14 (Thu) 15:30-16:30 [#b9dbd50b]
*** Speaker: 秋山和徳 (水沢VLBI観測所, NAOJ) [#n8903d33]
*** Title: EHTによるM87のブラックホールの事象の地平面付近...
おとめ座銀河団の中心に位置する巨大電波銀河M87 は全天で二...
本観測では事象の地平面の構造のイメージングに必要となるク...
M87 の事象の地平面近傍の構造の輝度温度は2x10^10 K であり...
本観測はさらに超巨大ブラックホール近傍で起きた超高エネル...
これらの観測的成果に加えて、近年、本間、秋山、田崎ら日本...
** No. 265: 2015/5/21 (Thu) 15:30-16:30 [#b9dbd50b]
*** Speaker: Toshio FUKUSHIMA (NAOJ) [#ba4f158e]
*** Title: Precise and fast computation of generalized Fe...
The generalized Fermi-Dirac integral, $F_k(\eta,\beta)$, ...
by a group of polynomials of $\beta$ as $F_k(\eta,\beta) ...
\sum_{j=0}^J g_j \beta^j F_{k+j} (\eta)$ where $J=1(1)10$...
$F_k(\eta)$ is the Fermi-Dirac integral of order $k$ whil...
the numerical coefficients of the single and double preci...
polynomial approximations of the generalization factor as...
\approx \sum_{j=0}^J g_j x^j$. If $\beta$ is not so large...
combination of these approximations computes $F_k(\eta,\b...
when $\eta$ is too small to apply the optimally truncated...
expansion (Fukushima, 2014, Appl. Math. Comp., 234, 417)....
a degree 8 single precision polynomial approximation guar...
accuracy of $F_k(\eta,\beta)$ of the orders, $k=-1/2(1)5/...
$-\infty < \eta \le 8.92$ and $\beta \le 0.2113$. Also, a...
precision polynomial approximation assures the 15 digit a...
$F_k(\eta,\beta)$ of the same orders when $-\infty < \eta...
and $0 \le \beta \le 3.999 \times 10^{-3}$. Thanks to the...
minimax rational approximations of $F_k(\eta)$ (Fukushima...
Math. Comp., 259, 708), the averaged CPU time of the new ...
only 0.9--1.4 times that of the evaluation of the integra...
$F_k(\eta,\beta)$. Since most of $F_k(\eta)$ are commonly...
the approximation of $F_k(\eta,\beta)$ of multiple contig...
the simultaneous computation of $F_k(\eta,\beta)$ of thes...
further accelerated by the factor 2--4. As a result, the ...
runs 70-450 times faster than the direct numerical integr...
practical applications requiring $F_k(\eta, \beta)$.
** No. 266: 2015/6/11 (Thu) 15:30-16:30 [#c17742c0]
*** Speaker: 諸隈佳菜 (NAOJ) [#d30cc173]
*** Title: 0<z<2における銀河の低温ガス量の進化: ガスを残...
多くの銀河形成モデルは観測される銀河の星質量関数を再現す...
そのような銀河形成モデルが、観測される銀河の低温ガスの量...
その結果、10^10-11 Msunの星質量範囲では観測と一致するが、...
このことは、銀河形成モデルにおけるフィードバックが効きす...
本講演では、上述した研究と関連する最近の研究も合わせて紹...
** No. 267: 2015/7/2 (Thu) 15:30-16:30 [#c17742c0]
*** Speaker: 江草芙実 (NAOJ) [#d30cc173]
*** Title: Spiral structures of nearby galaxies from CO o...
近傍銀河の約半数は渦巻銀河に分類される。
しかし、渦巻構造の起源や維持機構・寿命などについては、
50年以上議論が続いているにもかかわらず、統一的な見解が得...
そこで今回は、分子ガスのトレーサーであるCO輝線観測をもと...
2つの研究結果を紹介する。
1つめは、星の質量分布と分子+原子ガスの質量分布のピーク位...
(=offset)の銀河円盤内での変化である。
理論計算により、腕構造が長寿命(1Gyr程度)である場合には、
このずれが銀河中心からの距離やガスの自己重力の強さに依存...
考えられるが、近傍渦巻銀河M51で測定したoffsetには、
そのような依存性は見られなかった。
その結果、M51の腕構造は数百Myr程度の時間で変化していると...
2つめは、COとHαのピーク位置のずれから
腕構造のパターン速度と星形成時間を推定する手法(offset法...
12の近傍渦巻銀河にこの手法を適用した結果、
5つの銀河でパターン速度と星形成時間を決定できた。
星形成時間は数〜数十Myrであることから、星形成過程においては
分子雲の自己重力が重要であると考えられる。
** No. 268: 2015/7/9 (Thu) 15:30-16:30 [#c17742c0]
*** Speaker: John W Menzies (South African Astronomical O...
*** Title: The Southern African Large Telescope [#x9d6fcd4]
The Southern African Large telescope (SALT) is the larges...
in the southern hemisphere.Its primary mirror comprises 9...
each 1 metre across, giving an effective collecting diame...
SALT is owned by a number of international partners, of w...
is the largest shareholder. I will introduce the telescop...
unusual features, and the current suite of instruments. I...
with some examples of recent science completed with SALT.
** No. 269: 2015/7/23 (Thu) 15:30-16:30 [#c17742c0]
*** Speaker: Kohei Ichikawa (NAOJ) [#n211107c]
*** Title: 赤外線観測によるAGNトーラスの研究 [#a29d7ba0]
活動銀河核 (AGN) の統一モデルによると、すべての AGN は広...
ドーナツ状のトーラスを持ち、1 型 AGN と 2 型 AGN の違いは...
方向の違いで説明できる。この「中心を隠すもの」として提案...
ラスであるが、そのサイズ・そして種々の幾何構造は、実は中...
そして母銀河と強い関わりがあることが示唆されており、超巨...
ホールと母銀河の共進化に欠かせない構成要素であることがわ...
トーラスは中心エンジンによって温められ、その再放射によっ...
線で明るく輝くことが知られている。本講演では、我々が中間...
を通して行ってきた研究、特に 1) AGNトーラスモデルへの制限...
たAGNの探査 3) 種族ごとのトーラスの幾何構造の違いについて...
また、時間が許せば、我々が最近興味を持っている特殊な性質...
Nについても、簡単に紹介したい。
** No. 270: 2015/9/24 (Thu) 15:30-16:30 [#c17742c0]
*** Speaker: 深川美里(国立天文台・チリ観測所) [#a24b98be]
*** Title: サブミリ波・近赤外撮像で探る惑星形成 [#zeef8e4d]
系外惑星が普遍的に存在することは明らかとなっているが、...
惑星がどのように形成したのかは全く分かっていない。惑星形...
るには、原始惑星系円盤で実際に何が起こっているのかを、観...
近年、近赤外線では補償光学の性能向上や観測手法の工夫に...
以内において10 AU未満の構造を空間分解できるようになってい...
用いた我々の撮像観測からは、年齡100万年程度のA・F型星につ...
アームや強い非軸対称構造を示す円盤が複数存在することが明...
また、ALMAによる観測が始まり、従来標準とされてきた惑星形...
あるいは複数の形成過程の考慮を促すデータが得られつつある...
観測した円盤においては、星から100 AU以上離れた場所でダス...
上昇している領域が見つかり、ガス・ダスト質量比が円盤内で...
る兆候もとらえられた。
本談話会では、このように日本のグループが中心となって行...
系円盤の観測研究について紹介する。
** No. 271: 2015/10/08 (Thu) 15:30-16:30 [#defcea18]
*** Speaker: 川島朋尚 (国立天文台/Center for Computationa...
*** Title: 数値シミュレーションで探るブラックホール降着流...
要旨:ブラックホールへの質量降着率や、輻射とアウトフロー...
そしてそれらのメカニズムを明らかにすることは、ブラックホ...
との共進化を理解する上で必要不可欠である。
ブラックホール周囲の複雑なガスの振る舞いを理解するために...
比較によって理論モデルを検証することが極めて重要である。
談話会では、われわれが実施した輻射流体シミュレーション・...
(エディントン限界を超える降着流)の輻射スペクトル計算結果...
X線スペクトルが恒星質量ブラックホールへの超臨界降着モデル...
今後の課題についても議論する。また、最近われわれが実施し...
銀河中心ブラックホール高温降着流の磁気流体シミュレーショ...
約10年の時間スケールで起こると期待される増光について議論...
** No. 272: 2015/10/15 (Thu) 15:30-16:30 [#c17742c0]
*** Speaker: 新納悠 (国立天文台光赤外研究部) [#n211107c]
*** Title: ガンマ線バーストの起源を探る [#g2fa0d6f]
要旨:継続時間の長いガンマ線バースト(long GRB)は宇宙最...
2000年代の理論的・観測的研究は金属量の少ない大質量星がl...
この談話会ではlong GRBの起源の解明に向けたこれまでの理...
** No. 273: 2015/10/29 (Thu) 15:30-16:30 [#c17742c0]
*** Speaker: 浜名崇(国立天文台理論研究部) [#n211107c]
*** Title: 重力レンズ銀河団計測による宇宙論パラメーター推...
要旨:銀河団はその数密度や空間相関が宇宙の初期密度場の情...
宇宙論パラメータを探る有力な手段となっており、また銀河団...
暗黒物質の性質を探る手がかりとなるなど、宇宙論研究におけ...
従来銀河団は、銀河集中や銀河団中の高温プラズマによるX線放...
一方、銀河団はその深い重力ポテンシャルにより、比較的強い...
私は、すばる望遠鏡SuprimeCamによる11平方度の撮像データ...
その領域の暗黒物質密度分布を求め、そこから7銀河団を検出...
このデータを用いて、世界で初めてとなる重力レンズ銀河団計...
またその将来的な有用性を評価した。
談話会では、始めに重力レンズ現象と銀河団についての基礎...
上記研究(Hamana et al. 2015, PASJ, 67, 34)を紹介します。
最後に現在進行中のHyper SuprimeCam surveyによる大規模サ...
関連研究の現状と展望を紹介します。
** No. 274: 2015/11/05 (Thu) 15:30-16:30 [#c17742c0]
*** Speaker: 利川潤 (国立天文台光赤外研究部) [#a6b9478f]
*** Title: 広視野観測を用いた原始銀河団探査 [#wa028b51]
要旨:近傍宇宙の観測から銀河団銀河とフィールド銀河では性...
銀河の性質と環境には密接な関係があることが知られている。
また銀河団は宇宙の大規模構造において、フィラメントの結合...
ような最も密度が高いところに位置している。
このことから遠方宇宙に存在する形成途中の銀河団(原始銀河団...
研究することは、銀河進化や構造形成の理解に繋がると考えら...
我々はSubaru Deep Field、CFHT Legacy Survey Deep Fieldsに...
赤方偏移3から6にわたって原始銀河団探査を行なった。
これまでの研究をレビューした上で、我々の探査の結果を報告...
またHSC Surveyを用いた将来計画も紹介したい。
** No. 275: November 26th, 2015 (Thu) 15:30 - 16:30 [#wc7...
*** Speaker: 志達めぐみ (理化学研究所) [#f34ee2f1]
*** Title: ブラックホール X 線連星の降着流・噴出流の観測...
要旨:ブラックホール X 線連星は、星質量ブラックホールと...
候補天体も含め銀河系内に数十天体程度見つかっている。その...
天体であり、普段は非常に暗いが、突然急増光を引き起こし、...
短い時間スケールで X 線光度が数桁も上昇する。光度変化にと...
スペクトルの形状や時間変動の特徴が大きく異なるいくつかの...
光速の 90% を超える電波ジェットや、降着円盤に沿って噴き...
される。近年、これらの観測的特徴とその劇的な変化を、幅広...
の範囲にわたって詳しく調べることで、ブラックホール降着流...
進化を理解するための手がかりが得られつつある。
本講演では、これまでのブラックホール X 線連星の観測的研究...
行うとともに、我々の最近の X 線観測による成果を紹介する。...
来年打ち上げ予定の ASTRO-H 衛星により期待されるサイエンス...
** No. 276: December 17th, 2015 (Thu) 15:30 - 16:30 [#wc7...
*** Speaker: 野沢貴也(国立天文台理論研究部) [#f34ee2f1]
*** Title: 超新星とダスト [#v5dbbdee]
要旨:超新星においては、爆発時に放出されたガス中でのダス...
ダストによる超新星光のエコー放射、超新星衝撃波による星周...
の破壊、超新星視線方向上の星間ダストによる減光、などダス...
物理現象が数多く観測される。特に超新星でのダスト形成につ...
Herschel宇宙望遠鏡の遠赤外線観測によりダスト形成量の理解は
大きく進んだ。その一方で、それらのダストがいつどのように...
どのようなサイズ分布を持つのか、については観測的にあまり...
されていない。形成されるダストのサイズは、その後のリヴァ...
波によるダストの破壊効率を左右するため、超新星からの最終...
ダスト放出量を見積もる上で解明されておくべき重要な物理量...
本講演では、超新星でのダスト形成研究のここ数年の動向につ...
簡単にまとめ、未だ解明されていない上記の問題に対して、自...
研究を含め世界的にどのような取り組みがなされているかを紹...
なお時間に余裕があれば、Ia型超新星で観測された特異な減光...
引き起こす星間ダストの性質についても言及する。
** No. 277: January 7th, 2016 (Thu) 15:30 - 16:30 [#wc752...
*** Speaker: 大宮正士(国立天文台太陽系外惑星探査プロジェ...
*** Title: 近赤外高分散分光による太陽系外惑星探索 [#v5dbb...
要旨:間も無く動き出すR=70,000を越す近赤外高分散エシェル...
その中でもとりわけ注目が集まっているのは晩期M型矮星などの...
本談話会では、2016年夏のファーストライトを目標にすばる望...
Doppler instrument (IRD)を用いて進める惑星探索計画を紹介...
** No. 278: January 28th, 2016 (Thu) 16:00 - 17:00 [#wc75...
*** Speaker: Toshio FUKUSHIMA (NAOJ) [#l3daf6bc]
*** Title: Rotation curve of M33 explained by dark matter...
Abstract:We developed a numerical method to compute the ...
of an infinitely-thin axisymmetric disc with an arbitrary...
surface mass density. We evaluate the gravitational poten...
quadrature using the double exponential rule and obtain t...
vector by numerically differentiating the potential by Ri...
The new method is of around 12 digit accuracy and suffici...
because requiring only one-dimensional integration. By us...
method, we show the rotation curve of some non-trivial di...
(i) truncated power-law discs, (ii) discs with a non-negl...
(iii) truncated Mestel discs with edge-softening, (iv) do...
(v) exponentially-damped power-law discs, and (vi) an exp...
with a sinusoidal modulation of the density profile. Also...
a couple of model fittings to the observed rotation curve...
(i) the standard deconvolution by assuming a spherical di...
the dark matter and (ii) a direct fit of infinitely-thin ...
a double power-law distribution of the surface mass densi...
the number of free parameters is a little larger, the lat...
provides a significantly better fit. The determined profi...
mass density of the disc is significantly larger than tho...
stars and gas. This hints a disc-like distribution of the...
** No. 279: Feb. 16th, 2016 (Tue) &color(red){13:05 - 14...
*** Speaker: Dave Sanders (IfA, Univ. of Hawaii) [#vb5272...
*** Title: The Role of Molecular Gas and Mergers in the E...
Abstract:A new multi-wavelength study of the GOALS sampl...
** No. 280: Feb. 17th, 2016 (Wed) &color(red){11:00 - 12:...
*** Speaker: Luis C. Ho (Kavli Institute for Astronomy an...
*** Title: Supermassive Black Holes: Impact on Galaxy For...
Abstract:Supermassive black holes, weighing between mill...
** No. 281: Feb. 19th, 2016 (Fri) &color(red){13:30 - 14:...
*** Speaker: Russell Chipman (College of Optical Sciences...
*** Title: Polarization Aberration in Astronomical Telesc...
Abstract:The PSF for astronomical telescopes and instrum...
not only on geometric aberrations and scalar wave diffrac...
also on those wavefront errors introduced by the physical...
the polarization properties of reflecting and transmittin...
within the optical system. These vector wave aberrations,...
polarization aberrations, result from two sources the mir...
necessary to make the highly reflecting mirror surfaces, ...
angles of incidence. The analytical tools to calculate th...
are described. The point spread function consists of four...
components, which include two faint components with a spa...
about twice the size of the diffraction limited image. An...
telescope system is analyzed to help understand how astro...
data is affected by instrumental polarization.
** No. 282: Mar. 9th, 2016 (Fri) 15:30 - 16:30 [#wc752928]
*** Speaker: Eric Gaidos (University of Hawaii) [#dc61b7a0]
*** Title: Atmospheres of TESS Exoplanets: A Ground-Based...
Abstract: (N/A)
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