Abstract: 2017年頃からの稼働を予定している次世代重力波望遠鏡によって、
連星中性子星合体からの重力波が直接検出されることが期待されています。 しかし、重力波による位置決定精度は数10平方度程度であり、 重力波源の天体物理学的な起源を明らかにするためには、 電磁波観測による天体の同定が必要不可欠です。 談話会では、(1) このような突発天体を探すために、 私たちが木曽観測所シュミット望遠鏡やすばる望遠鏡を用いて行っているサーベイの現状と (2) 連星中性子星合体から期待される電磁波放射の理論的研究を紹介します。 これらをもとに、重力波天文学時代にどのような電磁波観測が必要かを議論します。
東京大学・天文学教育研究センターでは2003年4月から, 院生コロキウムに引き続き, 談話会を開いています. 第一線で活躍されている研究者の方々を講師にお招きし, 最先端の研究成果をお話しいただきます. 講師の方には, 大学院生の参加者のことも考慮し, レビュー的な側面も含めた上で, ご自身の研究紹介をお願いしています.
13:30-14:30 | 院生コロキウム | 講義室 |
15:30-16:30 | 談話会 | 講義室 |
16:30- | お茶の時間 | 講義室横のお茶部屋~講師の方を交えて~ |
# | 日付 | 講演者 (所属) | タイトル |
243 | 2014/04/17(Thu) | 田中雅臣(NAOJ) | 重力波天文学時代の突発天体観測 |
244 | 2014/04/24 (Thu) | 石井峻(東大天文センター) | |
245 | 2014/05/8(Thu) | 藤井通子(NAOJ) | |
246 | 2014/05/15(Thu) | 細川隆史(東大) | |
247 | 2014/05/29(Thu) | 小嶋崇文(NAOJ) |
詳細はこちら: 平成26 (2014) 年度談話会
# | 日付 | 講演者 (所属) | タイトル |