2011年度・東京大学・天文学教育研究センター・談話会†
次回の談話会†
第178回: 2011/06/16(木) 15:30-16:30
Michael Richmond 氏 (Rochester Institute of Technology)
東京大学・天文学教育研究センターでは2003年4月から, 院生コロキウムに引き続き, 談話会を開いています.
第一線で活躍されている研究者の方々を講師にお招きし, 最先端の研究成果をお話しいただきます.
講師の方には, 大学院生の参加者のことも考慮し, レビュー的な側面も含めた上で, ご自身の研究紹介をお願いしています.
タイムテーブル†
13:30-14:30 | 院生コロキウム | 講義室 |
15:30-16:30 | 談話会 | 講義室 |
16:30- | お茶の時間 | 講義室横のお茶部屋~講師の方を交えて~ |
世話人†
- 田中 培生
- 諸隈 智貴: tmorokuma_at_ioa.s.u-tokyo.ac.jp (_at_を@に置き換えてください)
# | 日付 | 講演者 (所属) | タイトル |
178 | 2011/06/16(木) | Michael Richmond 氏 (Rochester Institute of Technology) | 未定 |
179 | 2011/06/30(木) | 田中 賢幸 氏 (東京大学・IPMU) | "A new method to identify AGNs and the nature of low-luminosity AGNs" |
180 | 2011/07/07(木) | 橋本 哲也 氏 (国立天文台) | 未定 |
181 | 2011/07/21(木) | 柏川 伸成 氏 (国立天文台) | 未定 |
182 | 2011/07/28(木) | 上塚 貴史 氏 (東京大学・天文センター) | 未定 |
終了した談話会†
# | 日付 | 講演者 (所属) | タイトル |
177 | 2011/05/19(木) | 田村 陽一 氏 (東京大学・天文センター) | 「ASTE搭載用超伝導転移端センサ型ボロメータカメラとALMA初期科学運用」 |
第177回: 2011/05/19(木) 15:30-16:30
田村 陽一 氏 (東京大学・天文学教育研究センター)
「ASTE搭載用超伝導転移端センサ型ボロメータカメラとALMA初期科学運用」
"The new TES bolometer camera for ASTE and the ALMA early science operation"
東京大学天文センター・国立天文台・北海道大学は、チリ・アタカマ砂漠に設置された
ASTE望遠鏡への搭載を目的とした超伝導転移端センサ型ボロメータカメラ開発を、
2009年より推進している。本カメラは本年7月にASTE望遠鏡に搭載され、1100、850ミクロン
(将来的には450ミクロンも)における地上天文観測を開始する予定だ。
その観測対象は、遠方銀河・銀河団、ガンマ線バースト、マゼラン雲、原始惑星系円盤と
多岐にわたる。本講演の前半では、ASTE観測所の現状、本サブミリ波カメラプロジェクトの
サイエンスケース、および進捗を紹介する。
本講演の後半では、いよいよ開始されるALMAの初期科学運用に触れたい。
3月末に観測提案公募の情報が、のべ100ページに迫る複数の文書とともに公表された。
この公募の独特な点は、世界各国の電波天文学者の注目の高さもさることながら、
観測提案者・提案内容に課せられた条件の多さにあると言える。ひとりのユーザの視点から、
初期運用フェイズのALMAの性能・観測公募の内容を読み解きたい。
過去の談話会†