IoA Seminar 2017 / 平成29年度/2017年度・東京大学・天文学教育研究センター・談話会

Upcoming Seminars

No. 307: June 15 (Thu), 2017, 15:30 - 16:30

Speaker: Kazuhiro Hayama (ICRR U.Tokyo) 端山和大 (東大宇宙線研)

Title: 重力波望遠鏡の現状と、検出から物理へ

Abstract: 2015年にaLIGOの観測が始まり、その中で重力波の初検出が達成されその観測期間中には計2つの重力波が検出された。どちらも連星ブラックホールの合体であった。またつい先日に、2017年1月4日に3つ目の連星ブラックホールの合体による重力波観測が報告され、周辺分野をにぎわわせている。今後はそういった観測の天文学的な情報を得るために、仏伊のadVirgo、KAGRAといった重力波望遠鏡ネットワークで観測を行う体制、そして重力波望遠鏡のみでは非常に困難な、重力波源の特定を実現するために様々な波長での天文観測の連携体制が望まれている。本講演では、現在の重力波望遠鏡の観測結果と、各望遠鏡の現状を報告する。また、検出した重力波からどんな物理が引き出せるかという問題について、超新星爆発からの重力波検出を例にその試みの一端を報告したい。

Language: Japanese


No. 308: June 22 (Thu), 2017, 15:30 - 16:30

Speaker: Toshio Fukushima (NAOJ) 福島登志夫 (国立天文台)

Title: 宇宙人存在問題 Question on Alien Civilization Existence

Abstract: 宇宙人存在問題とは、「なぜ、我々は宇宙人と出会っていないのか?」と いう素朴だが難解な問題を指し、フェルミの矛盾とも呼ばれる。これに関して 度々引用されるのがドレイク方程式である。しかしながら、自然科学の範疇 内でドレイク方程式の精密化を試みても不毛な議論となる可能性が高い。 その大きな理由は、「知的生命は自然科学的原理だけでは行動しない」から である。大航海時代を引用するまでもなく、文明が未知域への探検に巨額 の投資を行う背景には、軍事・政治・経済・宗教あるいは知的好奇心など 何らかの文化科学上の行動原理がカギとなりうる。一方、最近のAIの進展 を見ると、知的生命が生物である必然性は薄らいでいるようにも思える。 実際、「光速の壁」を克服するためには自己複製可能なクローンあるいは ロボットのみが広い宇宙を席巻できるとすると、もっと違った文化的考察が 必要かもしれない。いずれにしろ、宇宙人存在問題を深く議論するためには、 文理双方の知識・技能・方法論を総動員することが必要であろう。本講演では、 これまでの研究を概括するとともに、総研大文化科学研究科の研究者と 議論する機会により得られた新しい回答案を10個紹介する。 Reference: Webb (2015), If the Universe is teeming with aliens ... Where is everybody?, Springer, Berlin

Language: Japanese


趣旨

東京大学・天文学教育研究センターでは2003年4月から, 院生コロキウムに引き続き, 談話会を開いています. 第一線で活躍されている研究者の方々を講師にお招きし, 最先端の研究成果をお話しいただきます. 講師の方には, 大学院生の参加者のことも考慮し, レビュー的な側面も含めた上で, ご自身の研究紹介をお願いしています.

日時

場所

標準タイムテーブル

13:30-14:30院生コロキウム講義室
15:30-16:30談話会講義室
16:30-お茶の時間講義室横のお茶部屋~講師の方を交えて~

世話人

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Schedule

#DateSpeakerTitleChair
3012017/4/13 (Thu) 15:30 - 16:30Tao WANG (IoA/U.Tokyo (4月から))New insights into the formation of the most massive galaxies at high redshiftsKK
3022017/4/20 (Thu) 15:30 - 16:30Matthew W. Johns (U. Arizona)The Magellan Experience - Building a 6.5 Meter Optical/Infrared TelescopeTT
3032017/4/27 (Thu) 15:30 - 16:30滝脇知也 (国立天文台 理論部)重力崩壊型超新星の爆発機構MY
3042017/5/11 (Thu) 15:30 - 16:30樫山和己 (東京大学 物理学専攻)A FRB in a bottleMY
3052017/5/25 (Thu) 15:30 - 16:30西村優里 (天文学教育研究センター)低重元素量の矮小銀河における分子雲の化学組成KK
3062017/6/1 (Thu) 15:30 - 16:30片岡章雅 (国立天文台フェロー)Millimeter-wave polarization as a tool of investigating the planet formationKK
3072017/6/15 (Thu) 15:30 - 16:30端山和大 (東京大学 宇宙線研)重力波望遠鏡の現状と、検出から物理へMT
3082017/6/22 (Thu) 15:30 - 16:30福島登志夫 (国立天文台)宇宙人存在問題 Question on Alien Civilization ExistenceTT
3092017/7/13 (Thu) 15:30 - 16:30Ryan M. Lau (Caltech/JPL)TBAKK
3102017/7/20 (Thu) 15:30 - 16:30木坂将大 (青山学院大学)TBAMY
3112017/7/27 (Thu) 15:30 - 16:30馬場彩 (東京大学 物理学専攻)TBAMY

終了した談話会(2017年度)

詳細はこちら: 平成29 (2017) 年度談話会

#DateSpeakerTitleChair
3012017/4/13 (Thu) 15:30 - 16:30Tao WANG (IoA/U.Tokyo (4月から))New insights into the formation of the most massive galaxies at high redshiftsKK
3022017/4/20 (Thu) 15:30 - 16:30Matthew W. Johns (U. Arizona)The Magellan Experience - Building a 6.5 Meter Optical/Infrared TelescopeTT
3032017/4/27 (Thu) 15:30 - 16:30滝脇知也 (国立天文台 理論部)重力崩壊型超新星の爆発機構MY
3042017/5/11 (Thu) 15:30 - 16:30樫山和己 (東京大学 物理学専攻)A FRB in a bottleMY
3052017/5/25 (Thu) 15:30 - 16:30西村優里 (天文学教育研究センター (4月から))低重元素量の矮小銀河における分子雲の化学組成KK
3062017/6/1 (Thu) 15:30 - 16:30片岡章雅 (国立天文台フェロー)Millimeter-wave polarization as a tool of investigating the planet formationKK

これまでの談話会


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